「懐かしくも、全く新しい。新世代鬼ごっこスポーツ。」
今、数々のメディアで取り上げられ、SNSでは驚異的な再生回数を誇る大人同士の
“ガチの追いかけっこ” それが「チェイスタグ」だ。
ルールは簡単。 2人のプレイヤーは鬼と子に分かれ、ブザーを合図に 20秒間の“鬼ごっこ” を行う。
誰もが子供の頃に経験したであろう”ごっこ”遊びとなんら変わりはない。
しかし、それがいくつもの障害物が用意されたコートの中でとあれば話は別だ。
毎年ロンドンで行われるワールドチェイスタグの世界大会 WCT の映像
「パルクール兄弟が生み出した新競技が世界へ」
この World Chase Tag™ は当時パルクールの実践者であったイギリス人のDevaux 兄弟によって生み出された。
当初は自宅の庭に、ベンチやブロック、ゴミ箱など身近なものを障害物として置き、限られたスペースで行う鬼ごっこから着想を得ると、数年後には世界大会 WCT™を開催。
大人同士の本気のぶつかり合いを映した試合映像は瞬く間に世界にチェイスタグブームを巻き起こした。
ワールドチェイスタグ創始者 Devaux兄弟こと Christian Devaux氏 (左) と Damien Devaux氏 (右)
「2018年元旦 World Chase Tag™ が待望の日本上陸」
2018年1月1日 お正月特番 「ニッポンよ!セカイを倒せ!フジヤマ 日本NO.1vs世界のNO.1」 にて世界大会2連覇中のチャンピオン マレーロギャング と日本のパルクールチーム monsterpk が番組内でチェイスタグ対戦。
その試合を見届けるべく創始者 Christian Devaux 氏も緊急来日し、スタジオに姿を見せた。
monsterpk からは YUUTAROU, KENICHI, MASA, TAISHI が出場。
3対1で日本が勝利を納めた。
9月に行われた世界大会 WCT3 ではさらにパワーアップしたマレーロギャングが三度目の優勝を果たしており、その後の再戦が期待されている。
その後もNHKによるチェイスタグ番組 「極鬼 ザ・チェイスタグ 〜逃げ足No.1は誰だ〜」が開催されるなど、国内での熱は高まる一方だ。
チェイスタグに挑戦したい!
現在日本にあるオフィシャルタグコートは番組や大会などで使用される競技用とWorld Chase Tag™️認定コートの2種類存在する。
もちろん、通常の鬼ごっこ同様、範囲を決め、身の回りにある障害物を配置することで誰にでも簡易的なチェイスタグを楽しむことが可能だ。
自宅の庭に障害物を置き、鬼ごっこをして楽しんでいたWorld Chase Tag™️創設者クリスチャン&ダミアン兄弟
現在日本国内ではキッズ向けのチェイスタグイベントも開催されており、参加希望者で長蛇の列ができるということも。
タグコートでの本格的なバトルに挑戦したい、大会に出場してみたいという方は思い切ってイベントに参加をしてみよう。
CHIMERA GAMES vol.7 キッズチェイスタグブース
まだまだ勢いが増していくチェイスタグ。 今後は全国にタグコートが広がっていくだろう。
今後も World Chase Tag™ から目が離せない。